神戸の介護福祉士の転職事情と、転職を成功させる5つのポイント

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介護福祉士の転職を成功させるには?

介護福祉士で転職をお考えの方に向けて、転職を成功させるための5つのポイントをご説明します

 

◎転職の理由を分析する

神戸市の公式サイトをみると「くらし」、「子育て・教育」、「観光・文化・イベント」と並んで、「高齢・介護」のタグが目につくように、神戸市は介護にも大変力を入れています。介護職の中途採用枠の中には、理想の職場が必ず見つかるはずです。 まずすべきことは、転職の理由をしっかり分析することです。

ある調査によると、介護士が転職する理由として、

1)昇給率の低さ、2)1による結婚への不安、3)責任の重さ、4)サービス残業、5)人手不足による重労働

が、あがっています。

どのくらい給料が欲しいのか、どのくらい自分の自由な時間との両立を求めるのか、職務内容は同じで良いのか、改善したい労働条件は何か。

こうした点を今一度自分に問いなおし、確かめましょう。 また転職は、介護福祉士としての自分の価値を高めるための大きなチャンスでもあります。 介護福祉士としてのスキルを極めるのか、それとも作業療法士、理学療法士等の資格も取得してそれぞれの職種でも活躍の場を広げるのか。ネガティブな理由を取り除き、ポジティブな理由を取り入れることで、あなたの求める次の職場での仕事像がはっきり見えてきます。

 

◎条件にあった転職候補先を探す

転職理由の分析が済むと、次の職場に求めることや理想像をしっかりと持っているはずです。 次にすべきことは、理想像にあった職場を実際に見つけることです。

介護福祉士という資格を極めた介護のプロであっても、職探しのプロではありません。未経験者が介護の世界に飛び込み、上司・先輩のアドバイスなくいきなり介護をすることの無謀さを考えてみてください。何ごとも専門家に相談をするのが一番です。

インターネット上の口コミも参考になりますが、個人の意見はどうしても偏りがちです。自分のこれからの人生を託すわけですから、職探しのプロである福祉人材センターや、民間の求人サイトを利用することをおすすめします。 こうしたサイトなら、見やすく整理された情報がならび、自分の理想像に合った次の職場の候補を絞るのに最適です。サイトによっては、同職種の特集や実際の体験談も掲載されており、職探しにもバライエティ―のある視点が加わります。

また比較検討に迷った場合には、専門家からのアドバイスも受けられ、中途採用での転職の大きな力となってくれるでしょう。

 

◎転職候補先の比較検討をする

福祉人材センター、民間の求人サイトでの登録を完了させると、次の転職先の候補がでてきます。

現在は慢性的な人手不足の状況であるため、中途採用の募集案件はすぐ見つかるはずです。 サイト上の条件と照らし合わせ、自分の希望にあった候補先を絞りましょう。

候補先が多くて選べない場合は、登録サイトのアドバイザーに相談することをお勧めします。 また、サイトに現れていない労働条件や就労状況については、実際に施設に足を運び、そこで働く人々の様子に接することで確認できます。

介護士の目から見たそれぞれの施設での介護の質を評価する目安として、

1)介護職員からの自発的な挨拶、2)介護職員の普段の表情、3)介護職員の入居者に対する目線、4)施設の清潔さ

等があります。

自発的な挨拶は、介護者間の人間関係の目安となり、また人と接していない時にみせる職員の表情は、介護職員の充実度を示します。 また入居者の目線に合わせて介護職員が姿勢を低くしている場合は、入居者を尊重した寄り添った介護ができていると考えてよいでしょう。 そして廊下などの清潔度や異臭の有無なども、介護職員の余裕をあらわす証拠となります。

 

◎履歴書・面接の準備

転職先の候補が絞られたら、履歴書・面接の準備をします。

ここでも登録サイト先のアドバイザーが頼りになります。人手不足で引く手あまたとはいえ、ライバルはあなたと同じ介護福祉士。ライバルに差をつけるためにも、準備はしっかりしたいところです。 まず履歴書ですが、学歴、職歴をすべて正確に記入しましょう。

その上で一番大切なのは自分を直接PRできる「志望動機」、「本人希望記入欄」です。転職理由の分析結果をもとに、今までの経験と実績をじっくり整理・厳選し記入しましょう。

次に面接ですが、これは介護福祉士としての自分をアピールする場です。スーツなどのフォーマルな服装で臨み、自分のセールスポイントを自分の言葉でしっかり言えるように準備しましょう。 とくに「転職の理由」、「志望動機」、「自己PR」といった定番の質問については、念入りに準備してください。

またここではネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由を伝えるようにして面接官に自分をアピールしましょう。

 

◎転職後のキャリアを考える

最後の仕上げは、志をもって手に入れた介護福祉士の資格をベースに、転職先でのさらなるステップアップを考えることです。

これには大きく分けて2つの道があります。 1つは介護福祉士としてのスキルを極める方向。 これまでの入居者への接し方や業務体制などで感じていたことの疑問を解き、今の職場では得られなかったスキルを次の職場で得られるようにすることです。

すでに転職理由の分析や履歴書作成の段階で準備はすんでいますので、面接の場でこちらから面接官にすすんで質問すれば、評価のプラスになるばかりではなく、その施設の業務体制を知るヒントにもなります。 そしてもう1つは、新たな資格を加えて活躍の場を広げる方向です。

介護福祉士が合わせて取得することのできる有益な資格として、作業療法士、理学療法士の資格があります。 作業療法士は、利用者の身体機能や社会適応能力の回復の補助をしますが、介護福祉士と業務連帯を行う場面もあり両方の知識があれば重宝されます。 また理学療法士は、利用者の基本的身体機能の回復の補助をします。 こうした資格を取ることで、より深いレベルで利用者を介護でき、また報酬面でのプラスにもつながります。

 

◎まとめ

今が順風の介護福祉士の転職状況。中途採用だからこそ求められる経験を活かして、自分にとって理想の職場を見つけましょう。

そのためにはまず転職理由をしっかり分析し、これをもとに履歴書を作成し、また面接の準備をします。 つぎに介護福祉士としての自分像や理想の職場像に合った職場を、福祉人材センターや民間の求人サイトで探しましょう。プロのアドバイザーがしっかりナビゲートしてくれます。

最後に自分の足で現場を訪ね、候補先を絞り、ポジティブな理由を満たしてくれる職場を見つけましょう。 人が人らしく生きる手助けをする介護職。その花形ともいえる介護福祉士として、あなたの新たな1ぺージが始まります。